三年間の振り返り-まだ引退しないんですけどね-

はじめに

 こんにちは!3年生の元木友佑です.先日,幹部交代式が終了し,ブログ担当の係から三年間の振り返りを書いてほしいと頼まれました.筆者がそのトップバッターなわけです.しかし,タイトルにもある通り筆者はまだ引退しません.埼玉大学で3年間(コロナ禍のことを考慮すると約2年間)練習させていただき,自分史上最強を更新し続けていますが,結局のところリーグ戦に出場するという目標は達成できていません.筆者は可能性がまだ残っている限りは頑張ろうと思っています.このブログを読んでくださった皆さんも応援していただけると励みになります!前置きが長くなってしまいましたがそろそろ本題に入ろうと思います.語りたいことは一杯ありますが,この後に書く3年生のネタを潰すと悪いので,「コロナ禍」「2021年インカレ予選」「最初で最後の全国公」の3つに絞ってお話させていただきます.最後まで読んでいただけると嬉しいです.

コロナ禍

 筆者が埼玉大学に入学することが決まり,卓球部のTwitterに入部希望のDMを送ったとき(2020年4月)は,コロナ禍の真っ只中でした.皆さんも記憶に新しいと思いますが,この頃は家を出ることもなるべく避けなければならないという社会情勢で,正直なところ「卓球は大学を卒業してもできないだろうな」「卓球なんかしてる場合じゃない」と思っていました.卓球部に入ったことで大学に入る前に一年生の友達を見つけることができてラッキーぐらいに考えていました.しかし,オンラインで大学の講義を受けるという生活はとても退屈で,大学1年生の時期はまさに虚無の時間でした.実際,1年生の第1,2タームの時の記憶はほとんどありません.それぐらい何もなさすぎる日々でした.この半年間で卓球をしたいという気持ちが積もっていき,その気持ちはもっと卓球を楽しみたいという気持ちになって今も卓球を続ける原動力になっている気がします.

2021年インカレ予選

 2021年のインカレ予選はコロナも少しだけ落ち着き,制限下ではあるものの,部活動を行うことができるようになり始めた時期に行われた初めての大会でした.この時筆者は全試合の審判をしており,その時の感想は以前の記事に残っていると思うので興味があったら是非チェックしてみてください.当時の衝撃はすさまじいもので,強豪の高校に通っていたとはいえ,練習を再開して1か月もたっていない同期がインカレ出場という創部初の快挙を成し遂げるとは思ってもいませんでした.筆者はそんな同期に尊敬の念を抱くと同時に,ここまで強い同期に勝てなければ団体戦に出ることも叶わないという現実に直面しました.恵まれた同期たちと練習すれば必ず強くなれると確信する反面,どこまで強くなれば追いつき,追い越すことができるんだろうという不安が入り混じる複雑な心境でした.

最初で最後の全国公

 今年の夏休みに行われた全国公は,自分にとっても卓球部にとってもいい思い出になったのではないかと思います.神戸での長期間にわたる遠征で,筆者たち3年生もこのようなイベントは初めて,さらにエースの不在という状況下で団体戦では準優勝することができました.また,筆者はシングルスで4回戦まで進出することができ,今から振り返っても自分のすべてを出し尽くすことができた思い出深い大会になりました.それと同時に自分自身の課題も見つけることができ,今後のモチベーションにもつながりました.なにより,この長期間の遠征で,後輩たちと話す機会がとても多くなったことをとても嬉しく思います.このような長期間の共同生活によって3年生,2年生,1年生の距離が近くなっただけでもこの大会に参加した意味があったなと感じています.しかし,この大会に参加するのは今回限りかなとも思っています.なぜかというと大会の費用がとてつもなく高額だからです.神戸までの交通費や宿代などもすべて自費負担なので,大会が終わってからは実家暮らしなのにかなり苦しい生活をしています笑

最後に

 以上が筆者の特に印象に残った卓球部での思い出です.こんな感じで,卓球部に入るととても濃い大学生活を送ることができます.練習も試合も多く,必ず強くなることができるという環境に身を置いて,卓球に3年間を注ぐことができるのは大学生の特権です.卓球部のある大学に進学したいと考えている方や,埼玉大学を受験したいと思っている方は是非埼玉大学の卓球部への入部を検討してみてはいかがですか?

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