初めてだらけの新生活!~一風変わった我が人生~

こんにちは!埼大卓球部1年男子の山住進梧(やまずみしんご)です。某ウイルスのせいもあって部員について知る機会がほぼないと思うのでこの記事を読んで自分のことを知ってほしいと思います。ブログを書くのは初めてなので読みにくい点もあると思いますが、ちょっぴり異端な僕の人生・暮らしについて書いていくので楽しんでいただければ幸いです。

自己紹介

埼玉大学工学部機械工学・システムデザイン学科1年生の山住進梧(やまずみしんご)です。学科名が無駄に長いですが分かりやすく言えば「モノづくり学科」といったところでしょうか。僕は東京生まれの東京育ちで、今は東京の実家を出て大学の近くで一人暮らしをしています。料理が好きなので自炊率はほぼ100%で、毎日日記を書くことを日課にしています。都立日野台高校出身で、高校では卓球部主将として部活を牽引してました。卓球は中学から始めました。自分はあまりセンスが良くなかったので、強くなりたくて朝から晩まで卓球のことを考え、毎日9時間とか練習してました。そのかいあってか、高校では東京ベスト64(誇れるほどではないが悪くない結果だと思います)という結果を残すことができました。ある時を境に考え方が変わったため、今はそれほどガチガチにやっていません。その自分を変えた出来事について今から書いていくのですが、少々自己紹介から離れてしまうのと長くて重い話になるので飛ばしてもらって構いません。ですが、人生において大切なこととは何か、そんなことを考える手助けになると思うので気が向いたら読んでいただけると嬉しいです。

それは、高校3年最後の大会に向けて一層練習を頑張っていた高校2年の終わりに始まりました。コロナウイルスの蔓延によって部活ができなくなったのです。当時は、ちょっとの辛抱だ、と思ってひたすらトレーニングに勤しみました。勉強ができないと補修に行かないといけなかったり、悩みの種となって卓球に集中できなくなるので友達との関わりを断って勉強も学年トップレベルを頑張って維持していました。しかし、緊急事態宣言は延長に延長を重ね、大会が開けるかどうか、という状況になってしまいました。卓球のため、大会のためにトレーニングと勉強を頑張っていた僕も、次第に目指す場所が薄れていき、何のために頑張っているのか分からなくなってしまいました。そしてついに高校3年最後の大会がなくなることが決まりました。常に意識していたゴールが消え絶望した僕は今までの努力は無駄だった、卓球なんてやらなきゃ良かったとすら感じ、やり場のないふがいなさから毎晩のように布団の中で泣き、時には食事中ですら涙を流す程でした。このままだと危ないと感じた僕はとにかくどうにかして気を紛らわすために店でふと目に入ったプラモデルを手に取りました。卓球と勉強のことしか考えてこなかった僕にはパチパチと組み立てているだけでほんとに楽しくて、ワクワクして、笑顔でいられました。と、まぁこんな重い話をずっとするのもあれだし書いてる僕がちょっと思い出して涙が出てきそうなのでいったん自己紹介を挟もうと思います(笑)。

そのプラモデルを作っているときにものづくりの楽しさに目覚め、今は趣味としていろいろなものを作っています。プラモデルはもちろん、キーホルダーを作ったり、仮面ライダーが好きなのでそのおもちゃを塗装したりしています。

レジンで作った海のキーホルダーです
こんな感じのところで作業してます
大理石風の塗装もできちゃいます

あとはイラストも練習中ですが描いたりします。お絵描きしてると自分の世界に入ったような、悟りを開いたような感じがします。

がうるぐらというキャラクターをモチーフにして描きました

この他にも、音ゲー(リズムゲーム)をやったり、プログラミングの勉強をしたり、一人カラオケに行ったり、とにかく自分は多趣味です。でもこんなにいろんなことに手を出しているのも先述した自分を変えた出来事に起因しているのでそろそろ話を戻します。

プラモデルで気を紛らわせた長い自粛期間が明け、部活動が再開したとき、久しぶりに卓球ができることが嬉しくて嬉しくて、自粛明け最初の部活は以前のようにガチガチにやるのではなく楽しくやれました。ありがたいことに東京都がなくなった夏の大会の代替大会を用意してくれたので、僕はその大会で引退することを決めました。しかし、積み重ねてきたものを蹴落とされる経験をした僕は、もうあんな想いはしたくない、と以前のように必死に努力することがトラウマになっていました。そのため、顧問の先生に最後くらい楽しめ、と言われたことをきっかけに卓球ができる喜びをかみしめ、引退まで卓球を楽しもう、と決心しました。しかし、今までずっと全てを犠牲にして卓球に打ち込んできた僕には楽しんでプレーする、ということが容易にはできなくなっていました。は?と思うかもしれませんが、恐らくいつの間にか自分の中で「強くなりたい」が「強くならないといけない」と義務感に変わっていたために笑顔で楽しくプレーすることへの抵抗感、罪悪感を感じてしまっていたのだと思います。大好きだった卓球がいつの間にか自分を束縛する足枷になっていたことに気付きました。でも、たくさんの出会いを作り出し、怖いくらいに自分の努力の才能を引き出してくれた卓球を嫌いになりたくない、辞めたくない、卓球が大好きな自分でありたい、死ぬまで卓球と一緒にいたい、そんな思いがこみ上げてきました(もはや恋ですね笑)。そうして僕は自分を縛る呪いのようになってしまった卓球がどうして好きなのか考えたことで、今まで忘れてしまっていた卓球の面白さ、奥の深さに触れ、笑顔で楽しくプレーできるようになりました。さらに意外なことに、僕は楽しんでプレーしていただけなのに強くなることだけを考えていた時より上手くなっていました。引退試合では格上と当たったのですが、楽しむことで緊張することなくリードすることができ、自分の勝利が近づくほど相手が焦っていくのが面白いほど見えました。昔の自分だったら「勝ちたい」という気持ちばかりが先行して相手なんて見る余裕もありませんでした。そういった焦りの気持ちが自分の成長を阻害していたんだと思います。そうして余裕を持ってプレーできた僕は楽しみながらも自己ベストの結果を残すことができました。

長々と書きましたが、自分自身もう思い出さないようにしていた本当につらい記憶を引っ張り出して書いていったので本当にまとまりのない文になっていると思います(書いてるときにガチで涙が出てきたのはヒミツ笑)。呪いから解放され、「楽しむ」ことで見えるようになった景色はすごく目新しいものでした。卓球と勉強だけ、みたいな生き方をしていた僕には本当にワクワクするような、目の前にキラキラした光が射したような、言いようのない全く新鮮な経験でした。自分の知らない世界に足を踏み入れることで未知の世界が見えるようになる、刺激的で新鮮な経験が得られる、それゆえに僕はわざといろいろなことに手を出しているために超多趣味な人間になっています。また、今まで卓球と勉強しかやってこなかったために「友達と遊ぶ」ことがありませんでした。なので大学生となった今、僕は中高の時間を埋め合わせるような、自分が卓球という殻に閉じこもっていた時にみんながしていた経験を味わうような、そんな想いで積極的に「遊ぶ」ということに挑戦しています。このような経験があったからこそ、ひとつのことに固執して大切なことが見えなくなってしまわないよう、いろいろなことに挑戦し、いろいろな考え方を学んで取り込んでいく今の僕の生き方が確立されたと思います。

自己紹介とは言えない部分が多くなってしまい、申し訳ないです。かなり、めちゃくちゃ自己をさらけ出したつもりなのでこの異端児「山住進梧」について知ってもらえたでしょうか。もしこの自己紹介の範疇を超えた長ーい文章を最後まで読んでくださった方がいたら、本当にありがとうございます。

夏休みにしてたこと

いろいろやった僕の夏休みについて振り返っていきます。

埼玉県にも緊急事態宣言が出てしまい、部活は全然できませんでした。運動する機会が減ったので筋トレをしたり、ヨガをやってみたり、夏休み前からもやっていたランニングをやったりしました。早朝の荒川沿いの堤防の上を走るのがチョー気持ちいいんですよ(笑)。曇りの日は霧がかかっていてすごく幻想的な景色が一望できるのでお勧めです。あとは秋ヶ瀬公園の中も自然に包まれてリラックスできます。けど公園内はもはや森になっているせいで迷って三時間くらい公園内を彷徨ったのでもう行かないと思います。

早朝の荒川です

時間に余裕があったので一日中塗装したり、絵をかいたり、プラモ作ったり、巣ごもりライフをエンジョイしてました。ただ作業部屋にエアコンがないので、扇風機だけで体温を超える暑さを乗り越えました。シャワーを浴びて涼もうとしても暑すぎるせいでシャワーの水がぬるくてあまり意味ないし、涼しくなる曲を流してみたりもしたんですけど気休めにしかなりませんでした。夜も暑かったんで朝起きたら汗でびしょびしょになってたりしてほんとに大変でした。まだまだ暑いんで気合と根性でこの夏を乗り越えたいです。

実家にも帰りました。一人暮らしだと金銭的な関係で魚とフルーツをほとんど買わないのでたくさん刺身とフルーツを食べさせてもらいました。家事とかも全部親がやるのでほんとに暇で親のありがたさを実感しました。あとは高校時代の友達にも会ってきました。高校時代から僕はあり得ないくらい変わったので「また遊ぼうよ」って誘ったらびっくりを通り過ぎて心配されました(笑)。

あとは超久しぶりに映画館に行ったのですが、音響のすごさと画面のデカさに魅了されて映画見に行くのにはまっちゃいました。

お気に入りの曲をスマホのピアノアプリで弾いてみたり、ここに書ききれないくらいほんとにいろいろ新しいことをやりました。まだまだやりたいことはたくさんあるので、これからももっといろいろなことに挑戦していきたいです。

終わりに

何でも手を出している趣味過ぎる僕ですが、やっぱり卓球したいなーって思ってます。今は緊急事態宣言が出ていて部活を継続的に行うのが難しいので、早く思いっきり部活ができるのを楽しみにしています。大会が開催されるかどうか分からないし、先が見えなくて活動も安定的にできないとは思いますが、精一杯頑張るので応援よろしくお願いします!それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!