埼大卓球部
初めに
最後のブログです!入替戦の時はまとまった話ができなかったので今回のブログではしっかりとした文章を書きました.是非最後まで読んでください!
現役最後の秋リーグ
埼玉大学卓球部は前回と前々回に引き続き1位で入替戦に進むことが出来ましたがまた決定戦で敗れ3部に昇格することができませんでした.リーグ戦では生き生きとプレー出来ていたレギュラー陣でさえ決定戦では勝つことが出来ないことに3部昇格の壁の高さを感じました.埼玉大学卓球部が負けることに対する悔しさだけでなく自分は応援することしかできないことへの悔しさもありました.目の前で僕の好きな埼玉大学卓球部が負ける姿を見るのは苦しいしチームに実力で貢献できない自分の不甲斐なさも痛感しました.それでも1年生からずっとベンチで見ていてレギュラー陣の成長だけでなく,チーム力の成長も感じることが出来たので良かったです.
最後の1年
今まで悩んでいたことがほとんどなくなり自分の卓球を見つけ格上に対しても勝てたり,いい勝負ができるようになった1年でした.そのおかげで定期戦や関甲信の団体戦に出られるようになった1年でもありました.強くなれた理由は自分のミスが減ったことだと思います.埼玉大学での豊富な練習量が生きました.しかし,団体戦での勝利はたったの1回だけで自分の満足のいく結果ではありませんでした.それでも自分の成長を最も感じられた1年でした.
埼大卓球部
最後なので僕にとっての埼玉大学卓球部を語ります.
僕が埼玉大学卓球部の存在を知ったのは高1の春休み中でした.区民館での卓球終わりに友達から紹介されたときのことを今でも覚えています.そしてモチベーションビデオを見て埼大に行くことを決意しました.卓球を始めてから卓球に打ち込める環境を探していた僕にとって推薦をとれない中,週6で練習をしていて3部で戦っている埼玉大学卓球部は最高の環境でした.大学卓球について調べていく中でレベルの高さを知ったり,高校のコーチから「レギュラーにはなれないと思う」と言われたけど僕はそういう環境で強くなりたいという強い思いがありました.
埼玉大学卓球部に入るために乗り越えなきゃいけないのは共通テストと2次試験です.当時苦手だった英語の勉強を開始したのも高1の春休み中でした.そこから毎日地道に勉強した結果,自分の想像を超えるスピードで英語の偏差値が上がり得意科目と思えるほどになりました.そのおかげで高3の時に本格的に受験勉強を始めてから埼玉大学の判定はほとんどAでした.当時の僕は「落ちたらスタートラインにすら立てない」と思いながら勉強していました.そんな中,モチベーションビデオが僕の原動力となりました.さらに埼玉大学創部初のインカレ出場というビックニュースも僕を奮い立たせてくれました.そして迎えた共通テスト当日,英語で卓球の話が出てきたときは埼玉大学卓球部に呼ばれている感じがして嬉しくなりました.
僕にとって受験勉強以上に鬼門だと思っていたのはコロナによる行動制限でした.コロナのせいで大学では部活が出来ない状況にあると聞いていたことに加え,高校の部活は週2~3しかできない状況でした.もしこの状況が続けば埼玉大学に入る意味がなくなるため、ずっとコロナが収まることを願い続けていました.その願いが伝わったのか埼玉大学に入部する年,コロナの制限は完全になくなり今まで通りの部活が再開されました.上手くいきすぎて怖かったです.
そして埼玉大学卓球部に入部してからリーグ戦や合宿,全国公,五大,関甲信などを通してたくさんの学びを得たり,他大との交流を深めることが出来ました.そのぶん長期休みは忙しかったけどそれ以上に充実していました.普段の部活の中でも沢山のアドバイスをもらい卓球の奥深さも知ることが出来ました.入部してからなかなか思うようなプレーが出来ず苦しい期間が長く続いたけど今は自信をもって高校の自分より強くなったと言えます.中学や高校の部活とは比べ物にならないぐらい成長を実感することができました.また,週6の影響もあってか卓球がほんとに好きな人しか集まらない埼玉大学卓球部は僕にとって最高の環境でした.入部してから引退するまで全く一瞬とは思えないぐらい色々なことがあり文章では表現できないほど幸せな2年半でした.
先輩へ
今の僕があるのは先輩たちのおかげだと思っています.週6規定練習という卓球に打ち込める環境やリーグ戦での圧倒的な応援など僕の好きな埼玉大学卓球部を作り,今に至るまで残してくれた先輩方には感謝してもしきれません.初めてのリーグ戦はモチベーションビデオ以上の熱や緊張感を感じ埼玉大学卓球部に入部した実感がより一層強くなりました.1年の時の僕は全く先輩たちの練習相手が務まっていなかったのに嫌な顔一つせずたくさんのアドバイスをくれてうれしかったです.おかげで本当の卓球を知ることが出来ました.僕自身が上手くなったと思えるようになったのは先輩方のおかげです.
同期へ
誰もかけることなく最後までやり切れてうれしいです.リーグ戦で活躍している姿は頼もしいという感情がある一方で悔しさもありました.それでも悔しさよりも頼もしいという感情やうれしさの方が強かったです.ガイダンスの日に初めて会ってから同じ学部学科ということもあり,ほぼ一緒に行動をしていて長瀞に行ったりスキーしに行ったり大阪に行ったりしたことは最高の思い出です.今までこんな経験はしてこなかったのでかなり新鮮でした.この3人で本当に良かったです.
後輩へ
2年生は人数が多く,みんな卓球が好きでずっと卓球の話しかしない姿は印象的でした.入部したときは頼りなかったけど今ではある程度頼れる存在になっているので安心しています.幹部になって卓球以外のことを考えることが増えると思うけどみんなで協力して,君たちらしい卓球部作ってほしいなと思っています.
1年生に対して色々厳しいことを言ったのは怒っていたわけではなく今言わなければ僕が好きな埼大卓球部という環境が消えてしまうという怖さがあったからです.埼玉大学卓球部に入ったからには本気で卓球と向き合ってほしいです.卓球のことをたくさん考えられるのは今しかないので限られた時間を有効活用してください.来年の春リーグでは君たちが教える立場になり,未来の埼玉大学卓球部作るのも君たちであるということを頭の片隅に入れておいでください.今を全力で!
最後に
2度目ではありますが埼玉大学卓球部として過ごした2年半は最高に幸せでした.
最高の思い出と経験をくれてありがとうございました!
