納得させる努力、納得する努力
みなさんこんにちは、埼玉大学卓球部主将を務める教育学部2年の川上敬弘(かわかみ たかひろ)です。埼大卓球部を最も愛する主将として、3部昇格のために1年間全力を尽くします、よろしくお願いします!

今回のブログは
1.主将の抱負
2.熱い話
3.受験生へ!
の3本建です!ぜひ最後まで読んでください!
主将抱負
主将の役割は何か
部活を運営する幹部にはそれぞれ違った役割があります。部のお金を管理し備品の購入や部費の徴収をする会計、OB OGさん・外の方とコミュニケーションを取る主務、学連や大会関係のミスったら首が飛ぶ代議員などさまざまです。その中で「主将の役割」は会計や主務の明確な役割とは違って、「埼大卓球部の象徴、顔」、「部をまとめ上げる」と言った抽象的なものです。抽象的で基準がないのでどの程度頑張るかは自分次第で決めることができてしまいます。
僕は自主学習や期限の遅い課題はギリギリまでやらない性格なので、ここで目指す主将像を宣言します。
僕の目指す主将像は
「示す」主将
です。
チームが道を進むとき、常に主将は先頭を歩き続けなければならないと思います。「道を示す」
先頭が急に止まればみんな転んでしまうし、道を間違えれば全員を間違った場所に連れてきてしまう、ついていくのをやめてしまうかもしれません。
責任、意思、根拠のある自身、実力が必要です。
僕は間違いなく歴代最も卓球が弱い主将だから、卓球部での意見、発言に説得力が求められます。「こいつはこれだけ頑張っているから信じることができる」と全員が思わざるを得ないような、納得させる努力が僕には必要です。卓球面ではもちろん、人格、行動、仕事、、、
部内への信頼を勝ち取るために努力をします。
僕の考える一番最悪な事態は、埼大卓球部の顔である自分が不甲斐ないせいで、大好きな埼大卓球部が舐められ、仲間たちの努力が否定されることです。
自分の努力で埼大卓球部が最高だということを納得させます。
この「納得させる努力」に加えて主将には納得する努力も必要だと考えています。
部の運営について幹部を中心に毎日話し合っています。同期が多いこともあり様々な視点からの意見が出てスムーズに意見がまとまることはありません。熱くなって少し強い口調になってしまうこともあります。意見が割れた時 折れないって言うと頑固なだけに感じるかもしれないけれど妥協しない、埼大卓球部のためにできることは簡単に諦めないことも重要。みんながそう思っているから議論になります。この議論があるから自信と責任をもって行動に移すことができます。この議論を良いものにするために必要なのは妥協することではなく納得する努力です。
他者の意見に聞く耳を持たず自分の意見を押し通すトップは最悪。納得する努力をしたうえで自分の考えの方が正しいと根拠をもって言って納得させることができるのならそれが正しいはずです。
この「納得させる努力」と「納得する努力」の二点は常に大切にしていきます。
熱い話
秋合宿2日目の夜のミーティングで「大学卓球での抱負」「埼大卓球部にどう貢献するか」を1人ずつ語っていく場を設けました。みんな熱すぎ!!
今回のミーティングで部員一人一人の想いを聞いてリスペクトする気持ち、一体感が生まれたと思っています!
みんなの熱い想いを聞いた上でもう一度僕自身の「埼大卓球部」にかける想いを考えてみました。
大学で卓球を続ける理由
原動力となっているのは「後悔」
中学最後の大会をコロナで潰されてしまった僕は 不完全燃焼だったことと卓球も好きだったこともあり高校でも卓球を続けることを決めました。
部員は一個上4人に、同期が自分と兼部の1人でした。先輩には川越東をはじめとする強豪密集地帯の西部地区で県大会出場(地区ベスト32)がいて、ここならめっちゃ強くなれる!と思って中学では届かなかった県大会出場を目指して頑張り始めました。
しかしコロナの分散登校、兼部、先輩の幽霊部員化で男子は自分1人になる日もあり、やる気だけを持て余す毎日でした。指導者はいない、練習試合のつてもない状況だったので、バスケ部しかいない朝の体育館でマシーンと練習したり、大会会場で他校の顧問に連絡先をもらいに行ったり、他校の子と練習をしに行ったり、「頑張っている自分」を作り上げてそんな自分を励ましていました。
でも結果正しい努力を沢山こなしたライバル達には勝てず、高校時代も県大会には一度も出場せずに終わりました。すでに埼大卓球部と出会って大学でも続けようとは思っていましたが、最後の大会で負けた瞬間はもうどうでも良いやと諦めを感じていました。
ターニングポイントはその直後で、川越東に行った県大会常連の中学の同期Hがまさかの県決定戦で負けてしまい、残りふた枠を32人で争う敗者復活戦に回りました。(自分はその一個手前で負けています)
Hはその後は順調に勝ち上がっていきましたが、敗者復活の決勝で当時の川越東のレギュラーと当たってしまいます。
実力差は目に見えていて普段ならセットを取ることすら難しい相手に、一球一球気迫のプレーでくらいつき、フルセットまでもつれ込みました。それでも結果は及ばず、試合後は体育館の誰もいない所で悶え泣いていました。
もう片方の山のレベルならなら県大会は確実、強豪で自分の何倍も努力をしてきた彼が泣いているのをみて、自分の「頑張り」はなんてちっぽけなものだったのだろう、負けた時の悔しさが一緒のはずがないと思い、何も声をかけられず、ただ一緒に泣くことしかできませんでした。(卓球で泣いたのはこれが初めて)
そんな努力すらできなかった高校時代の二の舞にならぬよう環境を言い訳にしないように埼大卓球部に来ました。強い奴はそうであるだけの努力という裏付けがあります。最近同期で頭ひとつ抜けてる堀越はバイト前に打ちにくるし、家でも卓球の動画ばかり見ています。それを見るとこのままじゃいけないなと奮い立たされます。だらだらと後悔を引きずり続けて卓球を続けるダサい自分は終わらせて、大学で卓球という競技は悔いなく終われるようにしたいです。
受験生へ!
共通テストまで残り40日、早く本番が来てこの生活が終わって欲しい気持ちと模試の結果が伸びず焦ってまだ来ないで欲しい気持ち、どっちもあって苦しい時期だと思います。
当時の僕はこの時期のブログの受験生へのメッセージにとても救われた記憶があるのでちょこっとだけ僕の受験生時代を振り返ります!このブログとモチベーションビデオ見たら勉強に戻りましょう。
【スケジュール】
質よりも量でやってた!(勉強時間でマウント取るタイプ)
塾に入ってなかったので、朝はじいちゃんと競って4時半には起きて、家から5分で通ってた高校の空き教室と市民センターを時間いっぱいまで使って平日でも7時間、休日は最低10時間を目指して勉強してました(そのうちの何割が頭に入ってたのか…)
今後一生こんな生活はすることはないです
【辛い時期の乗り越え方】
周りには進路が決まってる子もいる中で勉強し続けるのは苦しいと思います。僕は結局卒業して後期試験まで勉強してました。最後まで頑張るのはマジで偉い!こんな時期にやってたこと、大切にしてたことを紹介します。
『勉強に無理やり遊び心を入れる』
物理の参考書『名門の森』になぞって『愚問の森』(間違い問題集)を作って何度も解いてた。
他人とは違う面白いことをしてる自分←
を楽しんでいた。

『仲間の存在めっちゃ大事』
意外とこの時期は勉強が辛かったってよりも楽しかった、1番青春してた!って思い出の方が強いです。
一番の思い出は3,4限休みで早弁をして、昼休みに体育館で時間いっぱいやった「文理対抗ドッヂボール」です。受験勉強でたまったストレスを力いっぱい込めて、文系スポーツ組にボコボコにされる日常でした。

焦って周りにトゲトゲしちゃう、周りに構ってる暇なんてない!って思ってしまう時期だけど、友達との何気ない会話、楽しい時間は勉強を頑張る燃料になりました!受験生にはその時間を大切にして欲しいです!あとは気合いでどうにかなるはず
【アドバイス】
受験勉強についてアドバイスする立場ではないですが1つだけ!
共テの演習は時間をはかって通しで解く!
当たり前のこと
僕のこの時期の失敗は、いろいろな教科のできない部分に気を取られて十分に本番を想定した演習をしていなかったことです。
共テ2週間前に8割目指してた英語で7,8割を安定して出せるようになったので、残りの期間は成績が伸びない物理の演習ばっかりやって、英語は長文読解だけ毎日やっていました。結果本番で物理は自己最高点を出したものの、英語はほかの設問との時間配分をミスって頭が真っ白になり自己最低点をたたき出しました。結局マイナス
こうはなってほしくないので余裕ある教科も一日一回は本番と同じように解いてほしいです。
終わり
ここまで読んでいただきありがとうございました!
毎回ブログを衝動的に書いてしまっているのでまとまりがなく自分でも何を書いているのかよくわかりません。
結局は
圧倒的努力で埼大卓球部を体現する!
毎回この自分のテーマをブログを通して自分とこの目標の位置関係を確認しています。
今後も主将として、埼大卓球部の一部員川上として頑張っていきますので応援よろしくお願いします!

