1年間で変わった卓球への思い
どうもこんにちは、1年の矢後です。久しぶりにブログを書きます。けれど正直、何を書けばいいのかあまりよくわかっていません。もちろん埼大卓球部に入ってもうすぐ1年が経とうとており、何もなかったわけではありません。とても濃密な年だと感じており、僕自身卓球に関してもその他に関しても自分の中に様々な変化が見られたと感じています。単純に、僕なんかの現況報告に需要はなさそうだし、新入生やobさんに埼大卓球部をアピールする!ていうのも僕がやるべきことではないような、と思っているだけです。とりあえずそういった方々や、現役生に向けて、普段語らないことを少しだけ晒していこうと思います。
卓球部について
入部したての頃、この部活は異常なんじゃないかと少し後悔しました。厳しい規則やかなり多い練習量、リーグ戦への意気込みなどが自分に合わないなと思っていました。強い埼大卓球部に憧れて入ってきた皆と違って、僕は楽しく卓球をやりたいくらいの熱意だったからです。強さは求めていましたが、卓球ができればどこの大学でもよかった自分には、埼大を背負って戦う、とか埼大のために、みたいな考え方は馴染みませんでした。
この1年で他大との交流を行い、埼大卓球部の最も異質な部分は、部員の異常なやる気だと感じました。皆卓球が大好きで、強くなりたい気持ちが強いです。特に同期には講義もでずに練習してばかりのやつもいます。僕も彼らを見て中高のやる気と、同じようにやる気がある仲間を求めていたことを思い出し、強くなろうと思うようになりました。
目標
熱意がでてきて、最近やっと自分の大雑把な目標が定まりました。目標について考えるタイミングはたまにありましたが、自分が何をしたいのか自分でもよくわかっていませんでした。自分のできそうなラインを適当に設定したり曖昧なことを語るのは違うと思うし、心に思っていないことを目標にしても意味がないと思い、なんとなく強くなりたいと思いながら練習していました。
自分の目標がわかったのは、今まで自分より弱いと思っていた相手に負けたときでした。部内戦で正直格下だと思っていた相手に負けたときや、東京外大に練習試合に行ったときに高校の同期と試合をして久しぶりに負けたとき、その日中ずっと動揺するくらいの悔しさを感じました。成長した彼らに負けたことが悔しかったのではなく、自分の成長速度が彼らより遅かったことに絶望しました。逆に入部したての頃は歯が立たないような相手にいい試合をしたときは喜びを感じました。
同じ環境で練習をしていても成長速度は変わらず、強豪校で練習している格上に勝つにはより質の高い練習が必要だと思っています。普通に引退まで練習しても、中高で勝てなかった相手には勝てず、順当に強くなってそこそこの成績で終わっていくのが目に見えています。その差を埋めるには感覚を得るまでの過程を、より考えて練習することでスキップすることが重要だと思います。そしてここまでは口先だけならどうとでも言える、と一蹴されてしまう内容だと思います。僕の目標は、人より考えてより速く成長し、現時点での格上を次々と追い越し予想を超えるレベルまで実力を上げ、それを以て自分の考えていたことが正しかったと証明することです。
最後に
部活や卓球に対する思いは変化しましたが、今思いつくことは自分のことばかりです。もちろん埼大卓球部は好きですが、僕にとっては先輩も同期の仲間も超えるべき壁でライバルです。自分の成長のためにチームを利用していきます。お互いを高め合っていきましょう。新入生も、強くなるための練習場くらいに考えて気楽に入ってもいいと思います。これだけ向上心に満ちた場所は少ないと思います。
うまくまとめられませんでしたが、思いを語ってみました。読んでいただいた方々、ありがとうございました!